りーろぐ

2歳児を育てる外資系ワーママの徒然日記

十分な私?

「果たして私は十分なのか・・・?」

自分にこんな問いかけを日に何度もするようになるなんて思ってなかった。子どもを産んだ1年後に職場復帰するとき、ワーママ”あるある”の悩みとして、仕事も家庭も中途半端になっているのではないか?という自問自答からの自責の念や自信喪失がある、というのは何となく知っていたけれど、その時はまだ自分事とは思えなかった。

独身の時は、通常モードの自分と仕事モードの自分を自由に行き来出来ていたから、どちらを重視するかはいつも自分が満足するレベルでいられたし、故に仕事を”やり残している”気がすることはなくてハッピーだった。(そしてそれが当たり前だった)

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でも今の自分は、私個人以外にも「妻」であり「母」であり、やるべきことが増えただけではなくて、それに紐づく「家事」や「育児」の円グラフの割合は自分で自由に変えられるのはとても難しくなった。いや、というか正確にいうと、私が仕事よりも家族が圧倒的に大切という意識があり、「家事」と「育児」の割合を最低限キープしたいからこそ、仕事の割合を増やすことを諦めないといけなくなったんだと思う。グラフの通り、緑色の育児・家事を死守しようとすると、プライベート分までしか仕事の割合は増やせない。

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この現実について多分私はまだしっかり理解できていなくて、独身時代のように自分の思う最大限まで仕事をすることが出来るものだ、しなくちゃいけない、するべきだって思ってたんだと思う。

今更だけど、よくよく考えたらそりゃ無理だわな。。だってもう状況が完全に違うんだから・・・

これからしなくちゃいけないことは、自分なりの仕事の線引きをすること。自分自身にとって一番大切なことが「家族」なのであれば、仕事はその次だと理解する。私の場合、仕事に家庭を侵食されないためには以下のルールを持つことにしよう。

【ルール1】会議は17時30分まで。なぜならその後、愛する息子をお迎えに行って家族で夕飯を囲むという幸せな時間を大切にしたいから。

【ルール2】仕事の役割を達成するうえで、仕事上の人間関係は重要視しすぎない。人の目を気にしすぎるところがあるので、戒めに。私が人生の危機にあるとき、助けてくれるのは仕事で顔色を窺っている相手じゃなく、家族や友人だから。

【ルール3】家族と幸せに暮らすという目的を達成出来ない要因については、積極的にチャレンジする。ここでいう”チャレンジ”とは、本当に私に必要なのか?という問いかけをするということ。もし仕事がその対象になるようであれば、辞めるのも転職するのもOK

粒度はバラバラだけど、最低限これだけ毎日考えられていればちょっとはましになる気がする。優先順位をつけるというのは、何かを切り捨てる必要もあるということなんだな。

とりあえず、今日は確実に17:30で仕事を終えよう。少し早めに保育園にお迎えに行って、可愛い息子が「ママー!」といいながら走ってくるのを全力で抱きしめるのだ。