りーろぐ

2歳児を育てる外資系ワーママの徒然日記

1on1 を実施するようになって3週間

部下と1on1を始めてみることにしました」と投稿して、実際に3名の部下と定期的に実施するようになり早3週間。ちょっとここまでの経過を振り返りたいと思う。

まず、総じて結果は”非常に良かった”の一言。
部下がいま何を考えていて、何を感じていて、そこに対して自分がどんなサポートができるのか、タイムリーに理解し反応できるのが何よりも大きい。

またこれまで仕事でよっぽど行き詰って自分で判断できなくなった時にしかコンタクトしてこなかった彼らに対し、ほぼ週次で顔を見ながら30分話ができることで、急ぎじゃないけど大事なことについて、一緒に会話することができるようになった。

それは会社目線でいうと”キャリア”に関連することだといえるかもしれない。

実際に私たちが会話しているのは”数字に強いのってなんでなの?” ”大学って何勉強してたの?” ”そこで大変だったことや、それを乗り越えるためにどんなことをしたり考えたりしたの?”などかなり個人的な話。でもそんな話だからこそ、嬉々として語ってくれることも多い。

でもそこから得られる情報は多くて、その人自身の思考の仕方や、どんな点がコンプレックスでどんなことを強みだと思っているのか?などがとてもよくわかる。ああ、だからあの時そういう反応したんだ、など、職場での振る舞いや動きの裏付けになる。

それを理解するには、うまい質問をすることが必要になるけど、ここは前職で消費者リサーチのモデレーターを務めることがあった経験が活きている。Effective questioningを指導してくれた前職場に感謝。

もうすぐ年末。彼らには、今年の評価を言い渡す必要がある。人によっては自分の思う結果とのギャップがある人もいるかもしれない。そういうもやもやを払拭できるのは、その言い渡す場での振る舞いの仕方だけでなく、普段からの関係性なんだとひしひしと感じる。

今日も、1on1を始めた部下の一人がちょっとしたことでメールをしてきた。これまでなかった「!」がついたり、少し口調が緩くなったみたい。より私が身近に感じられるようになったのかな、より連絡をしたり質問したりするハードルが下がったのかな、と思って嬉しい。