りーろぐ

2歳児を育てる外資系ワーママの徒然日記

隠れ完璧主義の自己防衛

自分で言うのもなんですが、私は大雑把にみえて、そして実際に大雑把にふるまいながらも、心の奥底は結構完璧主義で、自分に対する理想が高い人間です。

一日が終わる夕方5時頃になると、一日を振り返りつつ思うのは

ああ、本当は今日あれとこれをやりたかったのにできなかった。
もう今日が終わってしまうというのに…私は今日1日何をやっていたんだろう…(絶望)

というネガティブな気持ちであることが多いのです。
この思考や感情は私を完全に支配し、私を不機嫌にさせ、それがさらに自分をどん底まで落ち込ませます。

それでもよくよく考えると、やろうと思っていた10個の事のうち、できなかったのは2個だけで、他の8個はできていたりするんですね。割合だけでみたら勝ち越してるのに、それでもまだ足りない気持ちがする。それはちょっと、あまりに自分に厳しすぎるのではないか…と(やっと)気づきました。

私にとって一番重要なのは、やるべきこと10個を終わらせることよりも、やりたいこととやるべきことをバランスよくこなせた!出来た!という良い気持ちを感じることです。なぜならそれが、その日1日の満足度にダイレクトに直結するばかりでなく、私の隠れた完璧主義を満足させてくれるから。

そこで、ちょっと考え方を変えて、”優先順位を付ける”たあとに、このなかで”やらなくていいことを決める”ことにしました。

一見おかしな話に見えるのですが、私が付ける優先順位はただの順位なので、あればあるだけリストは長くなります。仮にリストが20個もあったら、当然その日に終わらせられる割合は減ってしまう。だから、これくらいの数だったら今日中に問題なくこなせそうな1位~5位と、別にできなくても問題ないけど、できると素晴らしい6位~20位に線引きをすることにしました。

自分の満足できるレベルを落として再設定するって結構難しいなあと(隠れ完ぺき主義の私は)思っていたのですが、実際のところ、出来ない事が気になって凹むよりもよっぽど精神衛生上よかったです。

私にとって本当に必要なのはリストをこなすことじゃなくて、一日の終わりにベッドの中で「あー!今日も面白かった、おやすみ!」といえること。そんな風に考え直すきっかけになりました。