りーろぐ

2歳児を育てる外資系ワーママの徒然日記

【読書記録】困ったら、「分け方」を変えてみる。(下地寛也)

「分け方」という切り口で書かれた本を読んでみました。著者はコクヨ株式会社のワークスタイルコンサルトである下地寛也さん。

 日常生活のちょっとした不便の解決や整理収納法、また幅広くマーケティングや思考法にもつながる内容が盛りだくさん。「分け方」という大きなくくりでまとめられていますが、実際には論理的思考能力の話のように感じました。

困ったら、問題を並べて、グループ分けして、それぞれに対する対策を考える。この時いかに意味のあるグループ分けができるか?によってその後のアクションが大きく変わると思うのですが、そのヒントが色々とちりばめられています。

そういえば、私は昨年「整理収納アドバイザー」の1級1次試験に合格しまして、次の2次試験の準備中。課題動画を提出するのを先延ばしにし続けて早半年・・・いい加減撮影しないと・・・

この「整理収納アドバイザー」の試験の中でも、「分け方」とか「グルーピング」ということがばたくさん出てくるんですね。身の回りの散らかりがちなモノたちも、自分自身(や場合によっては他人の)思考も、そのままにしておくと四方八方に散らばってしまう。そんな困った状況を解決するための大きな指針として、「分ける」があるのだと、改めて気づかされた1冊でした。